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『都忘れ』が枯れてしまった、などの相談が時々あります。
宿根草なので花壇などに植えておけば何年も同じ所で咲き続けてくれると思われがちですが、実はそうでは無い場合が多いようです。同じ所で何年もいると根が一杯に張って窮屈になってしまい枯れるか、植えたところから移動してどこかまわりにに行ってしまう事が良く有ります。
ですから宿根草は冬の休眠期にスコップなどで大きめに掘り起し、土には腐葉土、元肥を混ぜて根をほぐし株分けして植え替えて下さい。鉢植の物は1~2年(植物の生長、根の状態で判断)に必ず植替えをして下さい。
※なお春新芽が出る前までに終えて下さい、また株には春の芽の元である『冬至芽』が有りますので傷めないように注意して下さい。
『咲き終わった、松竹梅』は植替えをしましたか?今年もあっという間に2月になってしまいました、早めに終えて下さい。植物ごとに育て方が違うのでそれぞれ別の鉢で育てて下さい。(梅)は細かい根をほぐしながら長い物は短めに切り、赤玉土に砂を30%混ぜた用土で植え、枝は新芽が出てきたのを確認してから上部は二芽位残して、樹勢の弱い下方の枝は3~4芽で剪定する。(松)は梅と同じ用土で植え、剪定は混んだ枝を透かすくらいで6月に新芽の緑摘みをするまでそのままです。笹は培養土でもOKですが、長い幹は短めに切り戻して下さい。南天も松と同じ土で大丈夫ですが秋に植替えをしておくと12月早くに綺麗に紅葉します。
いずれも、新芽が出るころから固形の油カスなどを与えて良く日の当たる所に。梅は良く肥料を与え、良く日に当て、枯れない程度に水を少な目に管理すると余り枝が伸びずに良く蕾が付きます。肥料は梅雨に入る前で終えて下さい。
よくお客様から『うちのシャコバサボテンはまだ咲かないのはなぜ?』と聞かれます。
大丈夫、安心してください。園芸店で販売している物は生産者の方が短日処理(夕方から遮光して暗くして昼間の時間を短くして秋が来たと思わせる)をして蕾をつけた物です。お宅のシャコバサボテンも間もなく、蕾が付いて花が咲くでしょう。でも注意しなくてはいけない事は、夜間電灯の光などが当たる所に置くと花芽が付かない事があります注意して下さい。 また、気温の低下と共に土も乾燥しなくなります、鉢内の用土が乾燥してからお水を与えて下さい。肥料も来年の春に株が生長を始めるまで必要有りません。霜にあたると葉が痛みますので注意して下さい。
キャベツやハクサイを買って下さって暫らくすると毎年ある質問、苦情?ですが。『うちのキャベyスは丸からないのはなぜ?』と聞かれます。良く話を聞くと元気に生長しているが丸くならずに横に葉が大きくなるばかりだとの事です。初めて栽培する方はスーパーなどで結球したキャベツしか見てないので、最初は葉が大きく横に成長して時期が来るとはじめて結球し始めることを知らなかったんです。
ハクサイも同じです、ですから焦らず育てて下さい、またキャベツの場合は元肥中心に栽培し、結球し始めてから株の状態を見ながら追肥を与えて下さい。
最近良く『キュウリの実が曲がってしまった』とお客様の声を耳にします。
キュウリの実の形は雌花が咲いた時の株の栄養状態でほとんど決まってしまいます。株の弱っていたり、株に対して実の数か多すぎて雌花の子房に十分に栄養が行き渡らなかったりすると実が曲がったり、変形してまう事が多いようです。
また病害虫の被害で葉が痛んでいたり、乾燥で元気が無い場合も曲がり易くなります。
対策として生育途中の実をほとんど取り除き、早く効く化成肥料や液肥などを与えて株の回復を計ります。またこの頃のように高温で乾燥する時は灌水を行なって下さい。
長い期間肥料の効き目が維持できるように、また株の勢いが続くように有機質主体の土作りと窒素肥料が多すぎる栽培をやめバランスの取れた肥料を使う事をお勧め致します。
『春に植えた苗が元気が無い、または枯れてしまったのはなぜ?』などの質問をされるお客様が毎年この時期になるといらっしゃいます。実際にその環境、用土などを拝見しないとわからないのですが。次のような原因が多いように思われます。
①元肥、追肥の量が多すぎて肥料障害をおこした。
肥料の成分、他にどのような堆肥を併用したかなどによって一概には言えませんが、元肥、追肥も化成肥料または配合肥料は1m四方に100g前後が 安心です。植物の状態を見ながら調整して下さい。
②未熟な堆肥をスキ込んでそれが二次醗酵して根が傷んだ。
③ケイフンを使用した。(使用量が多過ぎた、土中に施肥後あまり期間を置かず定植した) ※醗酵鶏糞も施肥後二次醗酵しますので注意して下さい。
④梅雨時の長雨、大雨で畑が水に浸かり根が傷んだり、病気が発生した。
今年もアジサイの花が咲かないのはどうしてですか?など質問を良く受けます。
花木類は春に伸びた新芽が夏の花芽分化の時期(品種により多少違う)までに充実すると花芽を付け来年に開花する物が多いです。ですから花芽分化の時期に時期前後に伸びた枝を剪定すると翌年花が咲かない事が良く有ります。
花木類は花が終ったらなるべく早く剪定をして頂くと毎年咲きます。出来たらこの時期に少し肥料を与えて下さい。
アジサイは大きくしたくない場合は開花後、下に葉を4~6枚残して切り戻しておけば毎年咲きます。良く有る失敗例は梅雨明け頃の暑い時期に大きく成長してうっとうしくなり思いきり良く剪定をして花芽が付かなくなってしまう。
草花、花木類の『挿し木の適期』になってきました。例えばラベンダーなどは5月上旬~6月中旬頃が春の適期ではないでしょうか。(秋の9月~11月も摘記です)花木類は新しい枝を曲げると折れるくらい硬く充実した頃が良いでしょう。
病気、虫が付いていない健全な株の元気の良い枝を用いて下さい。葉をたくさん付けておくと萎れてしまいますから2~3枚残し(葉の大きな植物はもっと少なくするか葉を半分に)葉からの水分の蒸散を少なくします。下葉を2節を取り除き、肥料分の含んでいない用土に挿し木をします。置き場所は風通しの良い半日陰に置き、最初の10日間ぐらいは毎日水を与えて下さい。その後は用土が乾いたら灌水してください。品種によって違いますが、草花で3週間、花木類で4ヶ月くらいで発根するでしょう。なお『ルートン』を使用するとより発根が良くなります。
生育旺盛な『ポーチャラカ』『サフィニア』等は切り戻しをマメにすると枝数も増え花がたくさん咲きます、そんな時ついでに挿し木をしてたくさん増やして楽しみましょう。
お客様から『苔を駆除するにはどうしたら良いのですか?』等の質問が良く有ります。薬品では『苔レス』等のゼニ苔専用の除草剤が有りますが、実は料理に使う『お酢・酢酸』をタオルなどにしみ込ませて苔の表面につければ枯れます。
しかし いくら苔を枯らしても水排が悪ければ暫らくすればまた生えてきてしまいます。本当は鉢、庭に苔、普通嫌われ物の『銭苔』が生えるのは何年も植替えをして無かったり、用土が水はけが悪い事が原因の事が多いのです。鉢植の場合は植替えをしたり、庭の場合は排水を良くして苔が生えないようにする事がまず必要ではないでしょうか。
植木鉢の大きさは普通○○号などと表示されています。鉢は尺貫法(曲尺)で表示されているものが多く、1寸が1号で、10号鉢は<10寸=尺>で尺鉢(しゃくばち)とも呼ばれております。曲尺(建築に用いられている尺貫法)の場合、1尺=30.3cmですから例えば8号鉢は<8×約3cm=約24センチ>となります。1号は約3cmを参考に鉢の大きさをイメージして下さい。 でも同じ号数でもメーカーによってプラスチックでも陶器鉢でも大きさは微妙に違います。
この時期になると毎年『芝生の中の雑草、苔の駆除の方法は?』等の質問が良く有ります。雑草は手で取るか芝生内用の除草剤で解決しますが、「苔や血止め草」等はそれらを取り除くことも必要ですが、まずそれらが生えないような状態にする事が重要です。 「苔・血止め草」等は芝生内の水はけが悪い場所に繁殖します。芝生の管理の目土入れの作業のときに、水が溜まらない様に「カマボコ型」に中央を高くするか、芝生面全体に傾斜を付ける様に片側を高くなっるように目土を入れていくようにして下さい。この頃のように芝生が伸びていて気温も高い時期は、あまり目土を厚くすることは芝生が蒸れる事が有りますので良くありませんが、日数を掛けて少しずつ排水が良くなる様努力して下さい。芝生は手を入れれば入れるほど良くなると言われています。
先日あるお客様から『我家のショロ竹に花が咲いたんですが不幸な事が起きるって言われたんですが?』と心配そうに質問されました。
詳しく聞くと長年育てているショロ竹が花が咲いたそうです。
同じようにあまり鉢植では花を見ない植物(シェフレアホンコン、幸福の木など)に花が咲く事がたまに有ります、しかし多くの場合お話を聞くと何年も植替えをしないで極端に根詰まりしていて水も切れ気味で管理されている場合がほとんどです。小さなポット苗でも同じですが植物は根詰まりすると株の老化が進み樹勢が衰えると蕾をつけ花を咲かせタネを付ける物が多いように思います。
ですからお宅の観葉植物にお花が咲いても不幸な事が起きる前兆では有りませんのでご安心下さい。しかしそのままにしておくとその観葉植物にとっては不幸な事(そのうち葉が下から順番に落ちいずれ枯れてしまう)になってしまうでしょう。気温の高い春から夏が植替えの適期ですから早めに行なって下さい。
この頃何人かのお客様から質問が有りましたが原因は
①今年は例年より気温が低いのにいつものように植えてしまった。
寒さが戻る事は良く有ります。最高気温ではなく最低気温を基準に考えて下さい。
②未熟な堆肥を与えて日数を置かずに定植した。
完熟した堆肥をお使い下さい。
③元肥が多すぎた。
定植する植物の種類、使用する肥料の成分にもよりますが、1㎡に100gくらいが適当です。
④風避け、支柱などをしなっかたので強風、寒風で痛んだ。
野菜苗は温室で生産しております、突然屋外に定植されそのままでは可哀想です。ビニール袋の底を切り筒状にして風除けをしたり、小さい苗でも割り箸でもいいですから、根元と茎を支えてあげてください。特にキュウリなどは葉が大きく、幹や根が柔らかいので風であおられ傷むことが多いようです。
5月の中旬頃にお客様から『モロヘイヤに花が咲いてしまいあまり生長しないがどうして?』と相談される事が有りますが、モロヘイヤは苗の時期に低温に会うと花芽が出来始めてしまい、生長も止まってしまいます。
定植は是非、遅めが(静岡県中部地区では5月上旬ぐらいから)お勧めです。
また、気温も年によって違います、週間天気予報の最低温度を参考にして定植して下さい。